南三陸より

6月の「産直おまかせセット」が届きました。
ありがとうございます。
たなごとぶり
帆立でございます。

夕食が楽しみでございます。

秩父銘仙-数寄の極み2

秩父銘仙-数寄の極み2
「古典」に学ぶ
弊社の先代がつくってまいりました
秩父銘仙は西洋モダンな模様もあれば
漆黒の闇に浮かぶ安土桃山時代をイメージした模様。
65年以上も前の秩父銘仙とは思えないほど
ポップな模様もございます。
伝統的な和模様も色合い次第で現代にも適用いたします。

秩父銘仙-数寄の極み1

東レさんの最先端素材と
最先端のデジタル捺染技術で
高品質で高機能を兼ね備え
目を見張るほど美しく自由に開かれたデザインで
他に比類のなき布を御作りになられまして
世界のトップを走られておられます
デジナ様を皆様は御存知ですか?
この新しい織り布には次世代の日本の繊維産業の
未来をいつも感じさせていただいております。
伝統工芸の秩父銘仙は頑なに守りつつも
この最先端の素材と染料で新しい秩父銘仙をつくるのが
老いたわたくしどもの夢でもございます。
秩父銘仙~数寄の極み1~「おぼろ」

わが愛すべき秩父銘仙は絹糸を
①整経②仮織り③ほぐし捺染④ほぐし織りという順序で
歴史と伝統の工程を経ますと
絹の経糸に捺染されました裏表の模様が
少し『おぼろ』になってまいります。

秩父銘仙の
大胆な色の組み合わせやポップなデザインは
はどうして生まれたのでしょう。
習い初めの若い職人さんたちは、正直、この『おぼろ』を
クッキリさせたいという衝動にまずはかられ
次に仕入れ物の織り上がった白生地にプリントしてはどうかと
思いはじめる事かと存知ますが、
国の伝統工芸に認可されました弊社の秩父銘仙の職人さんたちは
上記の①~④の秩父銘仙の伝統工程を頑なに守りまして
日本人の中に古来より流れております
美意識のひとつでございます『おぼろ』で
絹織り布を生み出し続けているのでございます。